さて、昨日はCGの更新すらしませんでしたが・・・
思うように作業が進みませんでした。というか、資料集めですね。してました。
CGをやる人なら分かると思いますが、CGでなにかオブジェクトを作る時、
何もない状態から作り始めることが出来るつわものも居ますが、
近藤のように、そもそもの基礎知識が低い人間はガイドがないと作れません。
ガイドはたいてい、キャラクターのそれぞれ正面図・側面図(必要に応じて上面・下面・内側面)を
用意して、それにあわせるようにポリゴンを編集していきます。
キャラクターがデフォルメの強いものなら手書きの物を自分で用意したりしますが、
今回は、ディティールはそこそこリアルなものを作ろうとしているので、
ある程度、ディティールに“説得力”をもたせなければなりません。
それで、骨から作ったわけですが、どうやら参考にした頭蓋骨がよろしくなく、
顔を作っている最中もかなりガイド無視して作ったものの、なんかおかしいです。
具体的に言えば、頬骨のあたりが下過ぎね?つーか頬骨でかくねぇ?って感じです。
そこで、頭蓋骨を考え直そうと思い、ネット上の資料を集めました。
10数枚の頭蓋骨の側面図を手に入れました。
集めた画像を、レイヤーで重ねて位置が合わさるように移動・拡縮・回転・・・
あわねぇ・・・
ソース元がバラバラだとこうも合わないものかと・・・。
でもこれ、考えてみたら、
「キュウリを作ろうと思い、キュウリの画像をあつめたんですが、合いません」
と言っているようなものなのかも・・・。
頭蓋骨って、男女差は勿論、年齢、人種、年代のほか、個人差もかなりあります。
頭蓋骨以外の骨もそうなんですが、頭蓋骨以外は個人差が少ないこと、男女差は骨盤ぐらいで大体共通してるし、
何より取り巻く筋肉が頭蓋骨に比べて分厚いので、細かいディティールを気にする必要がありません。
しかし、頭蓋骨は顎以外、比較的薄い筋肉で覆われてるので、頭蓋骨の細かいディティールが
わりと他の部位に比べて顕著にでるので、出来れば頭蓋骨は正しい情報がほしかったんですけどねぇ・・・。
結論:頭蓋骨に正解はありません。
でも、今参考にしてる骨は、明らかに“バランス”が違うのよねぇ・・・。
なので、集めた十数枚の中から良さそうなものを選んだのですが、
・・・
・・・
自分が、本で持っている「デッサンのための美術的解剖図」のスキャナ画像でした。
この本、凄いです。
肋骨を作る時も凄く迷って、結局上記の本をスキャニングしたわけですが、
割と正確なのかもしれない・・・。
というわけで、デッサンのための美術的解剖図をテンプレートに、頭蓋骨の修正します。
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